SAFETY
免震構造と制震構造を組み合わせた画期的な
「TASMO-HD」を採用。
高層ビルに大きなダメージをもたらす
長周期地震動に対しても威力を発揮。
TASMO-HDは、免震構造と制振構造を組み合わせた構造システム。免震構造により、建物への地震動の入力を抑えるとともに、壁柱間の境界梁(LOYAL梁)にて地震エネルギーを吸収し、地震時の建物の揺れを大幅に抑えます。さらに、加速度計やひずみ計で床や梁をモニタリングすることで、建物全体の健全性を常に把握します。なお、本建物は高さが60mを超える超高層建物であるため、性能評価機関にて性能評価を取得した後、国土交通大臣の認定を受けており、高い耐震性を有しています。また、TASMO-HD構造は、免震構造によって地震の影響を低減しつつ、免震装置から上部の制振構造によっても地震エネルギーを吸収するため、長周期・長時間地震動に対しても有効な構造システムです。関東平野に長周期・長時間地震動を生じさせると予想されている東海地震動に対し、その模擬地震動を作成して地震シミュレーションを行い、構造安全性を確認しています。
制振構造
「TASMO」
地震エネルギーを吸収する
新しい知的制震システム「TASMO」
免震構造
「ハイブリッドTASS」
高い免震効果をもたらす免震システム
「ハイブリッドTASS」
非常用発電設備
当ビルには停電時にビルの防災設備等の非常電源とは別に、テナント様でご利用いただける非常用発電設備を設置しています。
※発電機から専用部までの配線及びランニングコストはテナント様負担となります。
ENVIRONMENT
CASBEE横浜
(横浜市の建築物総合環境性能評価システム)で、
最高ランクの
「S」を取得。
「みなとみらいセンタービル」に
おける環境への取組。
[CASBEE横浜について]
全国の自治体に先駆けて、平成17年より横浜市で実施されている、横浜市建築物環境配慮制度~CASBEE横浜は、建築物による環境負荷の低減を目指すという目的から、大気汚染、騒音発生、エネルギーや資源の消費、廃棄物発生を低減する取組を進めます。また一方で利用する方々にとって重要な室内環境、建築物の長寿命化のために必要な維持管理のしやすさや耐久性、地域環境に影響するまちなみ・景観への配慮など建築物の品質、性能についての取組もあわせて進めていきます。
- Low-eガラスやきめ細かいVAV
(可変風量装置)を採用し、優
れた温熱環境を実現 - 地域冷暖房の採用により熱と
CO2の発生の低減を実現 - 800坪のリビングガーデンに配
された豊かな緑により、ヒート
アイランド防止に寄与 - 最新構造により優れた遮音環
境、床振動の低減を実現
エコボイド(吹き抜け)を活用した
太陽光自動追尾システム“T-Soleil”採用。
快適な光環境を実現しつつ、照明電力も削減。
『みなとみらいセンタービル』では、オフィスフロア共用部の中心にエコボイド(吹き抜け)を設置。この空間を活用して、降り注ぐ太陽の光を3種類のミラーで建物内に取り入れる太陽光自動追尾システム“T-Soleil(ティー・ソレイユ)”を導入しています。快適でやさしい光環境は、オフィスに安心感と活性化をもたらすとともに、照明電力の削減に貢献します。
ミラー反射の仕組み
※自在ジョイントで反射光角度を調整
RE100対応
ビルの電力需給は「RE100対応」となっています。
※RE100とは実質100%再生可能エネルギーの電力です。